WordPressって名前はよく聞くけど、実際どんなものかよくわからない人も多いでしょう。
- そもそもWordPressって何?
- 無料で使えるの?
- ブログを始めるのに向いてる?
こういった疑問を持っている方に向けて、WordPressの基本をまとめました。
この記事を読めば、WordPressがどんなものか、自分に合っているかがわかります。
結論:WordPressとは、ウェブサイトやブログを作るソフトウェア
WordPressは、ウェブサイトやブログを作るためのソフトウェアの1つです。
世界中のサイトの約43%がWordPressで作られているとも言われています。
CMSを利用しているウェブサイトの中に限れば、約6割も使われているんですね。
CMSについては後で解説します!
【原文】
WordPress is used by 59.9% of all the websites whose content management system we know. This is 42.7% of all websites.
【日本語訳】コンテンツ管理システムが判明している全ウェブサイトのうち、59.9%がWordPressを使用しています。これは全ウェブサイトの42.7%に相当します。
https://w3techs.com/technologies/details/cm-wordpress
それだけ多くの人に選ばれているということは、信頼性があると言えるでしょう。
WordPressの仕組み
WordPressは「CMS(コンテンツ管理システム)」と呼ばれる種類のソフトウェアです。
難しく聞こえますが、要するに「プログラムの知識がなくても、ブログや記事を投稿できる仕組み」のこと。
ウェブサイトを作るには、HTMLやCSSというコードを書く必要があります。
しかし、WordPressを使えば、そのまま文章を書く感覚で記事を投稿できるんです。
WordPressには2種類ある
WordPressには「WordPress.org」と「WordPress.com」の2種類があります。
比較するとこんな感じです。
| 項目 | WordPress.org | WordPress.com |
|---|---|---|
| 運営 | 自分でサーバーを用意 | Automatticが運営する商用サービス |
| 自由度 | 高い | 低い |
| 費用 | サーバー・ドメイン代が必要 | 無料プランあり |
一般的に「WordPressでブログを始める」というときは、自由度の高いWordPress.orgを指すことがほとんどです。
この記事でも、WordPress.orgの話をしていきます!
WordPressが使われている有名サイト
「WordPressって本当に使われてるの?」と思う方もいるかもしれません。
実は、かなりの大手サイトでも使われています。
- TechCrunch
- The New Yorker
こういった有名メディアも採用しているということは、それだけ実績があるということですね。
日本のブロガーも多く使っているので、
初心者が使っていいのかな…
と気にしなくて大丈夫です。
WordPressでできる3つのこと
WordPressはブログだけじゃなく、いろんな種類のサイトを作れます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ブログを作れる
WordPressが最も得意なのは、ブログのように記事を投稿するサイトです。
- 記事を書いて
- カテゴリで整理して
- 読者に届ける
この流れがシンプルに実現できます。
個人ブログからニュースメディアまで、規模を問わず対応できるのが強みですね。
ネットショップを作れる
「WooCommerce」というプラグインを入れると、ネットショップも作れます。
一通りの機能を揃えることが可能ですよ。
- 商品の登録
- カート機能
- 決済機能
いきなりショップを作るのは難易度が高いですが、
将来的には販売もしてみたい!
という方には選択肢の一つになります。
企業・ポートフォリオサイトを作れる
WordPressのテーマを選ぶだけで、企業サイトやポートフォリオも作れます。
企業サイトとして使う場合も、必要な機能をプラグインで追加できます。
- 問い合わせフォーム
- 会社概要
- アクセスマップ
こんなページも、コードを書かずに用意できるのが便利なところ。
ちゃんとした会社のサイトとして必要なものが、一通り揃えられます。
また、フリーランスの方に特に有効なのが、ポートフォリオとブログを一つのサイトにまとめる使い方です。
実績を見せながら専門知識の記事も発信することで、検索からの集客も狙えます。
仕事の実力を伝えながら、信頼感も積み上げていける。
WordPressはそういう使い方に最高ですね!
WordPressは無料、動かすのに費用がかかる
WordPress自体に関しては、無料なのが強みです。
しかし、サイトとして動かすには、ある程度の費用が必要になります。
実際にかかる費用の目安
WordPressを動かすためには、サーバーとドメインが必要です。
要するに、WordPressを動かす環境を、業者からレンタルするわけです。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| サーバー(レンタル) | 月額500〜1,500円ほど |
| ドメイン(年間) | 年間1,000〜2,000円ほど |
毎月かかる固定費はサーバー代が中心で、ドメインは年に1回の更新費用が別途かかります。
両方合わせても、
1,000〜2,000円/月
くらいに収まるケースが多く、コスパはかなり良い方でしょう。
WordPress内で無料で使えるもの
WordPressのソフトウェア自体は、無料でダウンロードできます。
テーマやプラグインも、無料のものが豊富に揃っているので、その辺の費用は少ないです。
初期投資を少なく始めたい!
という場合は、無料のものだけでスタートできます。
ちなみに有料テーマは、買い切りで10,000〜20,000円程度が多いですね。
WordPressのメリット3つ
実際にWordPressを使って感じた、メリットを紹介します。
- 自由にカスタマイズできる
- 情報が多く困ったとき調べやすい
- SEOにやや強い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自由にカスタマイズできる
WordPressの最大の強みは、自由度の高さです。
- デザイン
- 機能
- レイアウト
すべてを自分好みに変えられます。
こんなサイトを作りたい!
というイメージが実現しやすいのは、WordPressならではの魅力といえるでしょう。
情報が多く困ったとき調べやすい
WordPressは世界中で使われているので、困ったときの情報量が圧倒的に多いのが魅力。
エラーが出たり、設定方法がわからない場面でも、検索すればほぼ解決策が見つかります。
このサイトもエラーが表示される問題がありましが、検索した情報で解決できました。
初心者にとって、調べれば解決できるという環境は、かなり重要なポイントです。
SEOにやや強い
SEOとは、Googleなどの検索エンジンで上位に表示されやすくなるための取り組みのことです。
WordPressはSEOに必要な設定がしやすく、プラグインを使えばさらに細かく強化できます。
ブログを読んでもらいたい方にとって、SEOへの対応はかなり重要ですね。
ただ正直、WordPress以外で作ったサイトも伸びてるので、大きなSEO効果は期待できませんね。
WordPressのデメリット3つ
WordPressは万能ですが、これらのデメリットもあります。
- 自分で管理が必要
- 最初の設定がやや難しい
- セキュリティ対策が必要
始める前に知っておきましょう。
自分で管理が必要
WordPressは自分でサーバーを用意して運営するため、すべての管理が自己責任に。
- バックアップ
- セキュリティ対策
- アップデート
- デザイン調整
これらの管理は、自分でやる必要があります。
誰かが全部面倒を見てくれるサービスではないので、そこは覚えておきましょう。
最初の設定がやや難しい
慣れていない方にとっては、最初の準備がちょっと大変に感じるかもしれません。
- サーバーの契約
- ドメインの取得
- WordPressのインストール
ただ、今は初心者向けの解説が豊富にあるので、手順通りに進めれば必ず完了できます。
最初が一番しんどい。でも乗り越えれば後はラクです!
セキュリティ対策が必要
WordPressは利用者が多い分、攻撃の標的にされやすいという側面があります。
乗っ取りなどを防ぐために、
- プラグインを最新状態にする
- パスワードを複雑なものにする
- プラグインで2要素認証を入れる
このような対策が必要です。
基本的な対策は簡単なので、やっておきましょう。
WordPressとほかのサービスの違い
正直、WordPressじゃなくてもブログはできます。
ではなぜ、多くのブロガーはWordPressを選ぶのか。
主な他のサービスとWordPressを比べてみます。
- 無料ブログとの違い
- Wixとの違い
- Astro・HugoなどSSGとの違い
- noteとの違い
無料ブログとの違い
アメブロなどの無料ブログと比較をしてみましょう。
| 項目 | WordPress | 無料ブログ |
|---|---|---|
| 費用 | サーバー・ドメイン代 | 無料 |
| 自由度 | 高い | 低い |
| 広告 | 自分で選べる | 運営側の広告が入る |
| データの所有 | 自分のもの | サービス依存 |
無料ブログは無料で簡単に始められますが、デザインや広告の制限が多め。
データの所有権も無いに等しいので、消されても文句は言えません。
WordPressは費用が必要ですが、すべてのデータを自分の管理下に置けます。
厳密に言えば、データはレンタルサーバーが管理してますが、恐れることはありません。
法や規約に触れないなら、レンタルサーバー側から消されるリスクは低いですよ。
アダルト系は注意しましょう!規約でNGなサーバーも多いので!
同じ無料サービスでも、noteは少し特徴が違います。
noteはブログというより、経験重視・知識販売のサイトという考えが、しっくりくるでしょう。
詳しくは後ほど解説しますね。
Wixとの違い
ホームページ作成で有名なWixとも比較してみましょう。
| 項目 | WordPress | Wix |
|---|---|---|
| 操作のしやすさ | やや難しめ | 直感的で簡単 |
| 自由度 | 高い | 中程度 |
| SEO対策のしやすさ | プラグインで細かく設定可 | 基本機能は揃っている |
| 費用 | サーバー・ドメイン代 | 無料〜月額プラン |
Wixはドラッグ&ドロップで操作できるので、直感的に使いやすいです。
SEO機能も揃っており、基本的な対策はWixでも十分に行えます。
ただしWordPressはプラグインを使った細かいSEO設定や、コードレベルのカスタマイズができます。
本格的に育てるなら、WordPressの方がおすすめですね。
Astro・HugoなどSSGとの違い
最近は「SSG(静的サイトジェネレーター)」と呼ばれる種類のツールも注目されています。
AstroやHugoがその代表ですね。
| 項目 | WordPress | SSG |
|---|---|---|
| 操作のしやすさ | 管理画面で直感的に操作できる | コマンドラインの知識が必要 |
| 表示速度 | 設定次第 | 非常に速い |
| セキュリティ | 対策が必要 | 攻撃されにくい構造 |
| 向いている人 | 初心者〜中級者 | エンジニア・開発経験者 |
SSGはページを事前に生成して配信するため、表示が速くセキュリティ面でも有利です。
ただし、記事を投稿するにもコードエディタを使う必要があるなど、ある程度の技術知識が前提になります。
エンジニアが個人ブログやポートフォリオに使うケースが多く、非エンジニアにはハードルが高めです。
「速くて堅牢なサイトを作りたい、かつ技術的な知識がある」という方にはSSGも選択肢に入ります。
そのような方でなければ、WordPressを使うのがおすすめですよ。
僕も別のブログでAstroを使ってます!正直こだわると難しいです!
noteとの違い
noteは、記事を書いて発信するという点ではWordPressと似ていますが、性質がかなり異なります。
| 項目 | WordPress | note |
|---|---|---|
| 費用 | サーバー・ドメイン代 | 無料(収益化も可) |
| 収益化の方法 | 広告・アフィリエイトなど | 有料記事・サブスク |
| 拡散力 | SEO中心 | SEOと、プラットフォーム内のコミュニティ |
| カスタマイズ性 | 高い | ほぼできない |
noteの強みは、プラットフォーム内に読者がいること。
書いた記事がフォロワーに届きやすく、SNS的な感覚で拡散も狙えます。
有料記事やメンバーシップ(サブスク)の仕組みも充実しており、
知識やノウハウをそのまま売る
という収益化との相性は抜群です。
一方で、デザインや機能のカスタマイズはほぼできません。
プラットフォーム依存になるため、note側の仕様変更に左右されるリスクもあります。
この2つに関しては、競合というより併用が向いています。
- 自分の経験や考えをそのまま書いた一次情報はnoteに
- 読者の疑問に答える網羅的な解説記事はWordPressに
という使い分けです。
noteで拡散しながら、WordPressで大きな検索流入を育てる。
両方を持つことで、集客の入口が増えます。
どちらか一方に絞る必要はなく、用途に合わせて使い分けるのがおすすめですよ。
結局どれを選べばいいのか
目的別にまとめるとこうなります。
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 趣味でとにかく気軽に始めたい | 無料ブログ・Wix |
| 技術知識があって表示速度にこだわりたい | SSG(Astro・Hugoなど) |
| 本気でブログやサイトを育てたい | WordPress |
| 将来的に収益化を目指したい | WordPress |
| 知識販売・ファンとの距離を縮めたい | note |
| 発信しながら検索流入も両立したい | WordPress+note併用 |
とりあえず試してみたい程度なら、無料ブログでも悪くないです。
技術的な知識があり、速度やセキュリティを突き詰めたいならSSGという選択肢もあります。
知識やノウハウをそのまま売りたい、ファンに直接届けたいという場合はnoteが向いています。
ただ、長く続けて検索からの集客も育てたいなら、最初からWordPressを軸に据えるのがおすすめ。
慣れてきたらnoteと併用することで、発信の幅がさらに広がります。
万人におすすめできるのはWordPressですね!
WordPressの始め方5ステップ
WordPressを始めるためには、以下の手順で進めます。
- サーバーを用意する
- ドメインを用意する
- WordPressをインストールする
- 基本設定を最初にやる
- 記事を書いてみる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ステップ1:サーバーを用意する
まずはWordPressを動かす「場所」となるサーバーを契約します。
僕が使っているのはシンレンタルサーバーです。
管理画面がすごく使いやすく、速度も十分早いのでおすすめです。
月額1,000〜1,500円ほどで契約できますよ。
| 契約期間 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
|---|---|---|---|
| 3ヶ月 | 1,386円 | 2,574円 | 5,148円 |
| 6ヶ月 | 1,386円 | 2,574円 | 5,148円 |
| 12ヶ月 | 1,232円 | 2,314円 | 4,628円 |
| 24ヶ月 | 1,155円 | 2,145円 | 4,290円 |
| 36ヶ月 | 1,078円 | 2,002円 | 4,004円 |
月額1,000円を切るような、格安レンタルサーバーもたくさんあります。
しかし、速度面でも使いやすさでも、シンレンタルサーバーは最高ですね。
ステップ2:ドメインを用意する
次に、サイトのURLとなるドメインを取得します。
サーバーを契約するときに、ドメインも一緒に取得できる場合がほとんどです。
初心者の頃の僕は、ドメインでかなりの時間を使いました。
このドメイン名でいいのかな、サイト名変えたらどうしよ…
と考え始めると止まらなくて。
完璧な名前を探すより、8割くらい納得できたら決めてしまう方がいいです。
手間はかかりますが、ドメインの載せ替えも可能なので安心してください。
年間1,000〜2,000円ほどが目安です。
サーバーを契約していれば、ドメインが無料になるレンタルサーバーもありますよ。
シンレンタルサーバーやConoHa WINGもその1つです!
ステップ3:WordPressをインストールする
サーバーの管理画面から、WordPressをインストールします。
今どきのサーバーなら、数クリックで完了するものがほとんど。
コードを書いたり、難しい操作をしたりする必要はありません。
パスワードだけは、絶対に複雑にしておきましょう!
ステップ4:基本設定を最初にやる
インストール直後は、いくつかの設定を済ませておきましょう。
- パーマリンクの設定
- テーマの設定
- セキュリティ対策
- バックアップの設定
特にセキュリティとバックパックは重要です。
最初にやっておけばずっと効果は続くので、面倒でもやってくださいね。
ステップ5:記事を書いてみる
設定が終わったら、さっそく記事を書いてみましょう。
WordPressは文章執筆ツールというより、スマホに近いイメージです。
最初は画面の見方も分からなくて当然で、使っているうちに自然と慣れていくもの。
僕自身、これまでサイトを何十個も潰してきました。
- 設定を間違えて戻せなくなった
- テーマを変えたら崩れた
- なんか入れなくなった
そんなことを繰り返しながら、少しずつ使い方が身についていきました。
最初の一本は、正直クオリティなんてどうでもいいです。
構成がおかしくても、まず投稿してみることの方がずっと大事。
うまくいかないことがあっても、それも全部経験です。
潰れたサイトの数だけ、使い方が分かってきますよ。
まとめ:WordPressは「本気でやりたい人」の一択
この記事では、WordPressの基本をまとめました。
記事のポイントは以下の5つです。
- WordPressはウェブサイトやブログを作るための無料ソフトウェア
- サーバーとドメインを用意すれば、1,000〜2,000円/月前後で運営できる
- 自由度・SEO・情報量の多さが最大の強み
- 管理やセキュリティ対策は自分でやる必要がある
- 本気でブログを育てたいならWordPressが最適
最初の設定だけ乗り越えてしまえば、後はどんどん使いやすくなっていきます。
難しそうに見えますが、慣れれば簡単なので安心してくださいね。
まずは、レンタルサーバーを契約してみましょう。
